
南区源兵衛町にある須佐之男社(地図)。
名古屋市内の須佐之男社は、東区、千種区に集まっているのだけど、それらはもともと名古屋城下の東、武家屋敷があるところに建てた天王社だったものだ。明治になって名前を須佐之男社と変えて今に至っている。昭和区や中村区にある須佐之男社(素戔嗚社)などもそうだ。
しかし、ここ源兵衛町の須佐之男社はそれらとは違う。源兵衛新田を開発した山口源兵衛が、新田の守り神として天王社を祀ったのが始まりだ。新田の守り神として天王社を祀る例は少ない。このあたりは稲荷社が多い。源兵衛さんが天王社好きだったからという単純な理由かもしれない。
歴史などについては神社サイトの源兵衛町須佐之男社のページで。










神社創建のときに植えられたイチョウの木が現存している。樹齢は300年を超えている。
【アクセス】
・名鉄常滑線「柴田駅」から徒歩約20分
・駐車場 あり
記事タイトルとURLをコピーする