
南区星﨑にある喚續社(よびつぎしゃ/地図)。
境内に特別な空気を感じたのは神社の歴史の古さではなく土地の歴史の古さ故かもしれない。喚續社の創建は戦国時代中期の1523年というからそれほど古くはない。
境内からは土師器(はじき)のかけらや食用の貝であるハイガイがたくさん見つかっているというから、古墳時代にはこのあたりに人が暮らしていたということだ。古墳時代の星﨑は海辺の土地だった。神社があるのは笠寺台地の突端の海辺だ。戦国時代には陸地化していたのだろう。
堤防を造るのに苦労して伊勢の神宮に祈ったら完成したということで、社殿は伊勢の方角である西南を向いている。西向きの神社というのは非常に珍しい。だから西側から神社に入って正面に社殿があるというのはちょっと違和感がある。理由を知ればそれも納得だ。
その他のことについては神社サイトの喚續社のページで。










【アクセス】
・名鉄名古屋本線「本星﨑駅」から徒歩約18分
・駐車場 なし
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