
この前、寂光院へ行った日、犬山城の城下町とその周辺を歩いて写真を撮った。
城下のメインストリートもきれいで魅力的なのだけど、私は一本裏手の道が好きでそちらをよく歩く。そこには作り物でない人の暮らしと歴史がある。すでになくなってしまった銭湯の建物や、空き家になった家の門などにも、人の体温みたいなものが残存している。
かつてあった駐車場の銭湯の壁がなくなってしまっていたのは残念だった。あれはシュールで魅力的な光景だったから残しておいてほしかったのだけど、倒壊の恐れがあるということだっただろうか。
そんな犬山城下の裏道風景を2回か3回に分けてお届けします。










つづく。