
今日2月3日は節分。節を分けるということで季節の分かれ目だ。明日は立春で、暦の上では春となる。
寺社で行われる節分豆まきを見にいったのは大須観音と城山八幡宮で、あれはもう何年前になるだろう。7、8年前になるだろうか。
今年はちょっと縁あって千種区の千代保稲荷神社名古屋支所(地図)の豆まきを見にいくことになった。豆を拾いにいったわけではなく、写真を撮りにいったのだった。
豆をまく人は随時受け付けということでどういうことなんだろうと思ったのだけど、現地について様子を見ていたらなるほどと納得した。
30分に一回、祈祷と豆まきが行われて、一回ごとに豆をまく人は交代するという仕組みだった。豆を拾う人はずっとそのままいてもいいのだけど、たいていは一回参加して豆をもらうと帰っていくから混雑はない。一回の拾う人側の人数が少ないものだから、豆を投げるというよりも舞台下に集まって豆をほぼ直接手渡しでもらうような格好になる。これなら豆も落ちることはないし無駄はない。最初から並んで渡してもいいくらいだ。それでは拾う側もまく側も張り合いがないというものだけど。
一般的な豆まきは押すな押すなで殺伐とした感じがあるのに対して、ここはいたって平和だ。私もお裾分けで豆をいただいた。のんびり写真を撮れたのもよかった。
参加費2,000円で豆や破魔矢、箸などが入ったおみやげもいただけるし、福引きも引ける。ここの豆まきは参加して損はない(もちろん拾う側は無料だ)。事前申し込みも必要なく、定員もないので、当日現地に行って申し込めばいい。来年以降の話になるけど、まく側でちょっと参加してみたいという方にオススメできる。









千代保稲荷名古屋支所(名古屋神社ガイド)
【アクセス】
・地下鉄名城線「名古屋大学駅」から徒歩約9分
・駐車場 あり(無料)