ちょっとディープな世界観の黒體龍王大神社

神社仏閣(Shrines and temples)
黒體龍王大神社

 西区にある黒體龍王大神社(地図)。
 枇杷島橋近くの庄内川に、かつて中州があってそこに枇杷島役場や料亭や民家があったことを知っている人は少なくなっただろうか。撤去工事が始まったのが昭和25年だから、昔からこのあたりに住んでいる75歳以上の方なら覚えているだろう。その頃はまだ生まれていない私は当然知らないのだけど。
 この黒體龍王大神社は、かつてその中島と呼ばれた中州にあった神社だ。ある人の夢に龍が現れて、自分がこの土地を守ると告げたのがきっかけで祀るようになったという。
 その他、歴史などについては神社サイトの黒體龍王大神社のページで。



黒體龍王大神社鳥居




黒體龍王大神社参道と幟




黒體龍王大神社拝殿額




黒體龍王大神社龍像




黒體龍王大神社社の中




黒體龍王大神社白頭金體龍王

 龍神社であり、御嶽社の色合いも濃い、ちょっとディープな空気感をたたえる神社だ。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」から徒歩約7分
 ・駐車場 なし
 

【追記】 2021.8.26

 黒體龍王大神社が移転して新しくなったというニュースは見ていたのだけど、情報を更新するのを忘れていた。
 移転したのは2019年だったか、2020年だったか。
 旧地から70メートルほど西に移動して新装開店といえるほど激変してしまった。写真を見るともはやかつてのディープな面影は欠片もない。
 堤防の上に野ざらしのような格好になっている。
 古びて神社らしくなるにはあと50年はかかりそうだ。
 機会があれば訪問したいけど、あのあたりに行く機会はほとんどない。
 呼んでくれたら行こう。
 
 
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コメント
  • 新築移転について
    2019/10/26 01:29
    ご無沙汰しています。
    「名古屋神社ガイド」のサイト制作日記の認証画像が表示できなかったので、こちらに書かせていただきます。

    6月の記事ですが、こちらですね。
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201906/CK2019061202000198.html

    これを見ると、神社の空気感は消えてしまっているかもしれませんが、より「活きた」神社に生まれ変わっているようにも感じます。
    一度訪れてみようと思います。
  • 誰のもの
    2019/10/26 22:56
    >のみぴょんさん

     こんにちは。
     コメントいただきありがとうございます。

     名古屋神社ガイドのコメントができなかったとのこと、すみません。
     原因はなんだろう。

     黒體龍王大神が新しく完成して遷座祭を行ったというニュースは、ここ1週間以内の中日新聞に載ってました。
     あそこは暗くて人が寄りつかないような神社になっていたから、新しくできたところは明るい神社になるといいですね。
     神社前の道路が大がかりな工事をしていて、移動はそれに伴うものだったようです。

     神社って神様のものなのか、人のものなのかということをあらためて考えます。
     いずれにしても人間の都合でしかないのだけど。
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