
あともう一色加わればもう少し見た目もよくなるのに、といつも思う。思うならなんとかしろよという話なのだけど、毎回、まあいいかとなってしまう。食べる分にはさほど関係ないかと。
彩り問題を長年抱えていて、いっこうに改善の兆しが見えない。サンデー料理にとって永遠のテーマといえるかもしれない。
たとえばハーブの一枚でも、鷹の爪でも上に乗せれば、なんとなくおしゃれっぽく見えるに違いない。彩りだから食べなくてもいい。
他に彩りを加える方法としては、カラフルなソースをかけるとか、緑の野菜を付け合わせにするとか、あとは何だろう。それ以上思いつかない。
私は調理だけに専念して、盛りつけと彩り担当の助手が欲しいと思う。料理本を見て勉強し直しても、料理の見た目はセンス次第といってしまえばそれまでかもしれない。

「マグロとしめじの甘辛煮」
タマネギをスライスして、オリーブオイルで炒める。
しめじを追加する。
酒、みりん、しょう油、ショウガ、唐辛子を加え、マグロを入れて火が通るまで加熱する。
塩、コショウで味を調える。

「ジャガイモとチーズ入りオムレツ」
定番のひとつとなったジャガイモとチーズ入りのオムレツ。
牛乳、マヨネーズ、小麦粉、コンソメの素、塩、コショウを加え、両面を弱火で焼く。

「鶏肉とシイタケの蒸し焼き」
鶏肉をごま油で炒めて、火が通ったらいったん取り出す。
続いてシイタケを焼く。
酒、みりん、しょう油、中華だし、長ネギを加え、フタをして蒸し焼きにする。
途中で鶏肉を戻す。
塩、コショウを振る。