
瑞穂区大喜新町にある田光八幡社(地図)。
瑞穂区の重要神社だという認識はあったのだけど、詳しいことは知らないまま出向いていった。
鳥居をくぐってすぐに、ここはちょっといいかもしれないという予感がした。そして、参道を進むにつれてその思いは強くなり、本殿横の大楠を見て確信に変わった。
ここはすごくいい神社だと。
いい神社を形容する言葉はいくつもあるのだけど、その中で一番しっくりきたのが、すごくいい、だった。素晴らしいでも、素敵でも、カッコイイでもなく、すごくいい。その形容が私のこの神社に対する評価であり気持ちだ。
名古屋市内にこんな神社があったことを知らずにいた自分のうかつを恥じたと同時に嬉しかった。
神社の歴史に関しては奥が深くて謎が多く、調べてもよく分からなかったのだけど、大変良い神社には違いない。
県外の人に名古屋で行くべき神社10社を挙げてといわれたら、ここは入れたい。私も知らなかったくらいだから、知名度は高くないと思う。
この神社を知っている人に出会ったら、あそこすごくいいですよねと全力で褒めたい。私にとってはここはそういう神社だ。
歴史などについては神社サイトの田光八幡社のページで。





空海お手植えの伝説もある樹齢千年を超える楠。
空海は尾張に七本の楠を植えたという伝承があり、5本は熱田社で、あとの2本が古井ノ坂と田光八幡社のものという。
その真偽はともかくとして、大迫力なのは間違いない。熱田神宮の楠や村上社の楠も素晴らしいけど、迫力という点ではここが一番だと思った。写真では伝わらないので、ぜひ実物を自分の目で確かめてほしい。







椋(むく)と榎(えのき)の木が絡み合うように生長しており、夫婦和合の木と呼ばれている。
昔から夫婦円満、子授けに御利益があるとされ、浮気封じにも効くのだとか。


神社北の山手グリーンロードの歩道橋に上がると、大楠の全景を見ることができる。
【アクセス】
・地下鉄桜通線「瑞穂運動場西駅」から徒歩約22分
・駐車場 なし
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