
瑞穂区にある西八幡社(地図)。
今は軍水町、かつては仁所(にしょ)といったこの地は、中根銅鐸が出土した場所として一部で知られている。ちょうどこの西八幡社があるあたりで道路工事をしているときに偶然見つかった。明治2年のことだ。
弥生時代後期のもので、高さ83センチというから大型の部類に属す。
銅鐸は紆余曲折を経て、今は兵庫県の辰馬考古資料館の所蔵となっている。
銅鐸は博物館かどこかで目にしているはずだけど、あまり印象に残っていない。しかし、考えてみると不思議なものだ。祭祀の道具と考えるのが一般的なのだろうけど、だんだん大型化していったのは何故だったのか、どうして突然造られなくなってしまったのか、単独で埋めたのはどういう理由だったのか、結局のところよく分からない。
どこかで銅鐸を見る機会があれば、今度はじっくり眺めてみることにしよう。
西八幡社の歴史などについては神社サイトの西八幡社のページで。

ここは古墳とはされていないものの、周囲から独立してこんもり盛り上がっているので古墳かもしれない。
神社の社殿は階段を登った上の方にある。






【アクセス】
・地下鉄名城線「瑞穂運動場東駅」から徒歩約20分
・駐車場 なし
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