
6月に千種区の上野天満宮に行ったときのこと。晴明殿なる建物を建てているというのでちょっと見にいってみた。
外から見てもかなり大がかりなものを建てていることが分かったのだけど、中に入って驚いた。それは新しい建物が建てられていたからではなく、本来あるべき建物がなかったからだ。
ないっ! と思った。交通安全のお堂のような建物や絵馬掛けなどがごっそり消えてなくなっていた。その前でしばし立ち尽くすことになった。

上野天満宮は、安倍晴明一族が左遷されてこの地に移り住んで、その子孫が建てたという話がある。近くにある晴明神社を管理しているのも上野天満宮だ。
しかし、晴明殿というのが何なのかは分からない。完成予定図を見ると普通の社殿ではなさそうだ。晴明に関する資料館のようなものなのだろうか。
上野天満宮はなかなかに商売上手な神社なので、何か普通ではないものを打ち出してきそうだ。
完成予定は今年2017年10月25日となっている。




交通安全のお堂に掛かっていたひょうたんや絵馬が拝殿横に移されていた。

合格祈願の水を売る自動販売機。

晴明殿が完成したら見にいこう。
【アクセス】
・名古屋市営地下鉄名城線「茶屋ヶ坂駅」から徒歩約15分
・市バス/名鉄バス「谷口停留所」から徒歩約8分
・駐車場 あり(無料)
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