
熱田駅方面から大津通を西に行くと左手に小さな神社がある。松岡神社という神社だ(地図)。
この道を通る人なら神社の存在に気づいているかもしれない。ただ、ちょっと寄ろうにも車を停めておける場所ではないのでそのまま素通りになりがちだと思う。少し離れたところにも路上駐車しておけそうな場所が見当たらず、熱田神宮の駐車場から歩くには少し遠い。
私もこの通りは何度も通っていながら訪れたのは今回が初めてだった。
祭神は尾治多那久摩連命というのだけど、おそらく知っている人はほとんどいないと思う。尾張氏一族の誰かなんだろうけど、調べても情報がない。
社伝によるとヤマトタケル東征に従って各地で活躍した人というのだけど、尾張氏の系図にも出てこない。
熱田神宮神職の松岡家が守ってきた神社ということで松岡神社と名付けられたようだ。
その外、歴史などについては神社サイトの松岡神社のページで。

境内入ってすぐに社がふたつ並んでいる。小さい方の社で誰を祭っているかは分からない。
道路の拡張もあって狭い境内になってしまったものと思われる。

境内全景はこんな感じ。

かつて鴻の巣と呼ばれた頃の風景を思い浮かべるのは難しい。わずかに残った木も散々に枝を落とされてしまって、これでは鳩の巣さえ作れそうにない。
【アクセス】
・JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約5分
・地下鉄名城線「神宮西駅」から徒歩約3分
・駐車場 なし
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