
お盆期間とはいっても特に変わったこともなく、日常の中の日曜日だった。田舎に帰郷することがなくなってからもう10年くらいになるだろうか。楽だけど寂しい。
今回のサンデー料理のメインは天ぷらだった。天ぷらは夏と冬では夏の方が食べたいことが多い。作り手の立場からすると、夏でも冬でもあまり関係はない。天ぷらを揚げることが暑くて嫌ということもない。季節にかかわらず面倒なだけだ。
天ぷらをするときは他の2品は簡単なものにすることにしている。サーモンと天ぷらの組み合わせはどうかとも思ったのだけど、別におかしくはなかった。

「サーモンのオリーブオイルしょう油ソース」
コツはサーモンが美味しい店で買うことだけだ。
サーモンといってもけっこういろんな種類があって、味にも食感にも違いがある。養殖が多いのだけど、何々サーモンとあっても実際は鮭ではなく外国のよく似た魚だったりする。

「ナスとジャガイモとブロッコリーの天ぷら」
なんだかんだで天ぷらはナスが美味しいしナスは天ぷらが美味しい。
ジャガイモの天ぷらもけっこう好きだ。
今回の揚がり具合は75点。専門店のようにはいかなくても、家庭でもできる最高の天ぷらにはまだまだ遠い。天ぷらの修業は続く。

「タマネギとニンジン炒めのチーズ卵とじ」
タマネギとニンジンをオリーブオイルで炒める。
アスパラは下茹でする。
酒、みりん、コンソメの素、塩、コショウで味付けをして、とろけるチーズと卵を加えて加熱しながら混ぜ合わせる。
もう一品欲しい時は炒め物+卵とじというのが定番となっている。