
中川区春田にある熱田社(地図)を見て思ったのは、白くない? というものだった。
白く塗られた社殿というのはコンクリート造のものがそうであるようにそれほど不自然には感じないのだけど、ここの白さはちょっと見たことがない白だったので軽く衝撃を受けた。すごく白いね、と。
白い社殿ばかりが印象に残って他のことはあまり覚えていない。本殿の囲いがちょっとユニークになっていることなどは、写真を見てから思い出したくらいだ。いや、この本殿もなかなか変わっている。
神社自体はわりと歴史のあるもので、新しいところではない。老舗がモダンな店構えになったからといって老舗であることに変わりがないように、外観が変わっても神社の中身が変わるわけではない。
とはいえ、この奇妙なアンバランス感は忘れがたい印象を残した。
詳しくは神社サイトの春田熱田社のページで。

スーパーホワイト、もしくはセラミックホワイトといったような白だ。通常、社殿に塗られる白はもう少しクリームがかっているものが多い。



本殿がおかしな格好をしていると思ったら、本体は中にあって、それを覆っている建築物が不思議なスタイルをしているのだった。これはどう見ても神社の建築様式ではない。山小屋風とでも言ったらいいだろうか。
本殿を守るこういう建物を覆殿(おおいでん)というようだけど、このスタイルは他では見たことがない。


境内社は普通、と思ったら、賽銭箱も白塗りだった。郵便ポストみたいだ。
【アクセス】
・JR関西本線「春田駅」から徒歩約7分
・駐車場 なし
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