中川区富田町の七所社は明治の木造社殿が印象に残った

神社仏閣(Shrines and temples)
七所社

 中川区富田町にある七所社(地図)。
 入り口の社号標には「七所社神社」とある。社がかぶっているけどこういうのもありなのか。馬から落馬するみたいな、ちょっと違和感がある。
 六所社や七所社はどうして「所」なのだろうといつも疑問に思う。場所を示す言葉なのか、「ショ」という読みが先行するものなのか。
 社(やしろ)や神を数える柱(はしら)でもなく所とすることの理由は何なのだろう。
 名古屋市内や近郊にある七所社は、熱田神宮と関係があるようだけど、熱田にある七社から神を呼んで七所としたのかどうか。その場合、どうして七社ではなく七所なのだろう。
 所という言葉が持つ意味を私が知らないだけかもしれない。
 歴史などについては神社サイトの七所社(千音寺稲屋)のページで。



七所社鳥居と参道




七所社拝殿内部




七所社弊殿と橋

 拝殿と弊殿を橋でつなぐという珍しいスタイルになっている。朱塗りも悪くない。
 昭和に入ってからも修繕はされているだろうけど、基本的には明治24年の建物がそのまま残っていると考えていいだろうか。



七所社本殿

 本殿の彫り物も凝っている。



七所社社殿のシルエット




七所社拝殿屋根と青モミジ




七所社境内の風景

 社殿のカッコよさが印象に残った神社だ。

【アクセス】
 ・JR関西本線「春田駅」から徒歩約50分
 ・駐車場 なし
 
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