
名古屋市中村区塩池町の土江神社(地図)。
正しくは土の中に点のある圡で、「ひじえ」神社と読む。
土方と書いて「ひじかた」と読むのは新撰組の土方歳三が有名だ。あれも土の中に点の字だったとう説があるけど、そうじゃないともいう。
土の中ではなく右上に点がある土もある。読み方はツチやドで変わらない。
圡(ひぢ)はもともと泥と同じような意味で使っていたとされ、圡江も泥江だったのではないかという説がある。
この神社に関して分かっていることはあまり多くない。神社サイトの土江神社のページで。

神社自体は歴史のある古いものだと思うけど、見た目は新しい。拝殿などは戦後というより最近建て直されたもののようだ。
昔は鬱蒼とした林の中にあったという。現在は児童公園の中に取り込まれる格好になっており、公園では園地たちが暴れ回っていた。

額の土はちゃんと点ありになっている。


古社だったかつての面影はほぼないとはいえ、いい神社だったのだろうという残り香みたいなものは感じられた。
どんな形であれ、残っていくことが大切だ。
ちなみに、社号標は公園の南西角に建っている。
【アクセス】
・名鉄名古屋本線「栄生駅」から徒歩約14分
・駐車場 なし
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