なんかそわそわする栄生の六生社

神社仏閣(Shrines and temples)
六生社に向かう

 名鉄名古屋本線の栄生駅から西北へ少し歩いたところに六生社がある(地図)。
 道の曲がり角に入り口鳥居があるというちょっと珍しいスタイルだ。社殿は南東向き。
 栄生駅は「さこう」と読み、地名の栄生は「さこ」と読む。ただ、名古屋の人間はたいてい「さこう」と言っているので、なし崩し的に「さこう」ということになっている。
 もともとは砂処や狭所さこというような字を当てていたようなので、庄内川が運んだ土砂によってできた土地もしくは狭い土地といった意味から名付けられたのだろう。
 祭神はシオツチノオジ(塩土老翁命)ということで、六所明神から六生神社になったものと思われる。
 詳しくは神社サイトの六生神社のページで。



六生社

 創建されたのは現在地の北400~500メートルの美濃路近くで、江戸時代初期の1603年に現在地に移されたとされる。
 そのとき、どうして社殿を東向きにしたのかは分からない。正確には東南を向いている。
 あえてそうしたのか、地形的な制約でもあってたまたまそうなっただけなのか。



六生社拝殿




六生社拝殿奥




六生社注連縄と彫り物




六生社狛犬




六生社本殿




六生社境内社

 境内社に石上社がある。
 石上神宮関連だと思うけど、名古屋では少ない。



六生社御神木

 御神木のタブノキだったか(違うかも)。



六生社境内社

 鹿島神社と金毘羅社。
 境内社の顔ぶれがけっこう渋い。



六生社御神木




六生社境内の風景

 いい神社なんだけど、なんとなく落ち着かない気がしたのはなんだったのだろう。境内には自分しかいなかったのに、人目があるような、誰かがいるような気がした。
 気のせいということにして、次の神社に向かうことにした。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「栄生駅」から徒歩約7分。
 ・駐車場 なし
 
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