
名古屋市中村区の北の方、新富町にある春日神社(地図)。
戦国時代の1572年に宮野大膳なる人物が勧請したという以外に詳しいことはよく分からない。
ほぼ参道のみといっていいほど奥に細長い神社だ。隣も神社の境内なのかもしれないけど、広場になっている。
本社はごく小さく、拝殿もない。
しかし、この神社、境内の楠がいいのだ。夫婦楠と呼ばれる楠をはじめ、生い茂る木々の姿が瑞々しくて神々しい。この木々を見て感じるだけでもこの神社を訪れる価値がある。
神社サイト春日神社のページ。

二の鳥居とその先が本社。



大口を開けて笑う狛犬。


街中の神社にある木とは思えない。森の奥に人知れず立っている木のような風情というか風格がある。
この神社の境内に生命力が溢れているのは、間違いなくこれら木々のせいだ。
逆に言うと、この神社の境内の気がいいから木々がよく育つという言い方ができるかもしれない。
【アクセス】
・名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」から徒歩約11分
・駐車場 なし
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