
熱田区四番にある神明社ということで、四番町神明社(地図)と呼ばれている。
江戸時代に開発された熱田新田に建てられた神社のひとつで、時期的にはここが一番早かったそうだ。
熱田新田は、熱田区から中川区、港区にかけての広大な新田で、一番から三十三番までに区分けされ、それぞれに観音を置いて祀った。今でもその一部が残っている。
四番町神明社は、神明社ではあるのだけど、アマテラスの他にヤマトタケル(日本武尊)とツクヨミ(月読命)も祀るという、ちょっと変わった神社だ。どうしてそういうことになったのか、詳しいいきさつは分からない。
本社の横にやや独立した格好で竜神社がある。この神社についてもよくは分からない。
詳しいことは神社サイトの四番町神明社のページに書いた。

拝殿の建築が少し変わっている。明らかに神明造の社殿ではない。
考えてみると、鳥居も神明鳥居じゃないし、ここは神明社といいつつ神明社ではないかもしれない。



境内社にも鳥居があり、こちらは神明鳥居になっている。

戸部社と秋葉社。
戸部社ではスサノオ(須佐之男命)を祀っている。

こちらが竜神社。

竜神社ではワタツミ(綿津見神)を祀る。
こちらは海の神だ。
【アクセス】
・地下鉄名港線「六番町駅」から徒歩約8分
・駐車場 なし
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