
名古屋駅の西、椿神明社(地図)から少し西へ行ったところに水野社(地図)がある。
祓戸大神(はらえどのおおかみ)を祀るという名古屋でも珍しい神社だ。もしかしたらここ一社かもしれない。
神社に貼り出された由緒書きには創建100年余りと書かれているのだけど、700年より以前の飛鳥時代までさかのぼるという話もあり、なかなかに謎めいている。
いったい誰がいつ、尾張国の片田舎に祓戸大神を祀る神社を建てようと思ったのか。創建時期についても、創建者についても、イメージすることが難しい。
いずれにしてもけっこう貴重な神社には違いない。全国でも祓戸大神を祀る神社は少ない。
くわしいことは神社サイトの水野社のページで。




身替地蔵が境内に祀られている。
新鮮な花が生けてあった。

地図を見ると大松稲荷神社の方が大きく出ている。
右隣の則武公園は工事中だった。



今は切り倒されたなくなったのだけど、稲荷社の名前の由来となった樹齢600年の大きな松があったそうだ。
そのことを考えても、この神社の創建が100年ちょっと前とは思えない。
【アクセス】
・鉄道各社「名古屋駅」から徒歩約12分
・地下鉄東山線「中村区役所駅」から徒歩約11分
・駐車場 なし
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