
熱田神宮を南に進んで南区に入って少し行ったところに古傳馬神社がある(地図)。
傳は伝の旧字で、熱田区には伝馬町があるからその関係だろうと予想したら、半分正解で半分間違いだった。
熱田宿の伝馬のための新田を開拓して伝馬新田と名付けたことに始まる。その伝馬新田の人たちが建てたのがこの神社だ。
明治か大正期に熱田から現在の南区豊に移されたとき、古傳馬神社と改称された。
この神社については情報が少なくて書けることがあまりない。もう少しくわしいことは神社サイトの古傳馬神社のページで。

神社は住宅地の一角にあって、左側の建物が境内に食い込んできている。やや奥行きのある一軒家の敷地くらいな感じだ。
訪れたときはまだ桜が咲いていた。



祭神はアマテラス、ヤマトタケル、タケイナダネ。
もともとはアマテラスを祀る神社だったのだろうけど、途中で熱田社になっている。ヤマトタケルとタケイナダネはそのとき祀られたものだろう。



町内の神社といった風情で、整理整頓が行き届いているわけではないのだけど、いい意味で生活感があって、ほんわかしていて個人的には好印象だった。
【アクセス】
・名鉄常滑線「豊田本町駅」から徒歩約6分
・駐車場 なし
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