
名古屋市西区にある大乃伎神社(おおのぎじんじゃ/地図)。
『延喜式神名帳』の「山田郡大乃伎神社」に比定される神社だ。でも、何も疑わずにすんなりそれを信じていいだろうか。疑う余地がないとはいえないのがこの大乃伎神社だ。
そのあたりについては神社サイト(名古屋神社ガイド)に書くとして、ここでは写真を中心にお届けします。
すぐ近くの洗堰緑地(地図)の桜はまだ3分から4分咲き程度だったのに、大乃伎神社にある桜はよく咲いていた。今年の桜は場所によってバラツキが大きいように感じる。名古屋でもすでに満開になったところがあるようだ。

庄内川の土手に一の鳥居があって、階段を下りていくと参道があり、その両脇は児童公園になっている。ここにちょっとした桜並木ができている。


感覚的にいうと、中小田井の星神社(地図)や瀬古の高牟神社(地図)に少し似ている。
いずれも堤防を越えて下っていった先に境内があるからそう感じたのかもしれない。

祭神は謎の六所社と同じ、イザナギ、イザナミ、アマテラス、ツクヨミ、スサノオ、ヒルコの一家だ。
創建年代も、もともとの祭神も分からない。


菩提樹の木。
中国原産で、日本では残っている木が少ないという。
名古屋市の天然記念物に指定されている。





【アクセス】
・地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園駅」から徒歩約25分
・駐車場 なし
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