
写真は反応だ。反射と言ってもいいかもしれない。
何に反応してカメラを向けるかは人それぞれ。同じ風景を目にしていても意識の中で見えているものは違う。
ときどき、自分と似た写真を撮る人に出会うことがある。それは反応するものが似ているということだ。笑いのツボが同じといった言い回しをすることがあるけどそれに近い。
人は共感を求める。共感することや、共感してもらうことを。
写真は共有されて初めて完成となる。
写真を通じた共有が互いにとってささやかな幸福につながるとしたら、そこにはいくばくかの価値があると思うのだ。









日は沈み、日はまた昇る。
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