
名古屋市昭和区川名にある川原神社(かわはらじんじゃ)。初めて訪れたのは2006年だから、10年以上の月日が流れていた。
川原神社は弁才天のいる歴史のある神社
私が神社めぐりを始めたのが2005年からだから、最初の頃に行った神社のひとつだ。あの頃は神社について今ほど関心も知識もなく、撮影に関してもさほど自覚的ではなかった。いつかもう一度撮り直したいと思いつつ、再訪までにずいぶん時間がかかってしまった。
あらためて撮ってきた写真を見ると、ここはきれいな神社だなと思う。古い部分と新しい部分が上手く融合していて、重々しくもないし軽すぎることもない。現代における古社のひとつの理想的な在りようを見る気がする。なかなかいい神社だとあらためて思った。
ここが本当に『延喜式神名帳』にある川原神社かどうかについては、個人的に少し疑いを抱いているところがある。文句の付けようがない神社ではあるのだけど、式内かどうかはまた別の話だ。
そのあたりのことについては神社サイトの川原神社のページに書いたので興味のある方は読んでみてください。
ブログでは写真を中心にお届けします。

太鼓橋。


平成4年(1992年)に本殿が火事で焼けて、現在のものは平成10年(1998年)に再建されたものだ。
2006年に訪れたときはもっと真新しかったけど、いい意味ですすけてきていた。屋根のブルーがもっと鮮やかな印象があったのだけど、時間が経って渋色になっていた。


川名稲荷社と龍神社が並ぶ。



猿田彦社、戸隠社、秋葉社などの境内社がある。


川名天神社。

川名の弁天と呼ばれる弁天社。
川原神社はどこですかと訊ねるより川名の弁天さんはどこですかと訊いた方が話が早いかもしれない。
芸能、音楽などの神として近隣ではよく知られている。私が初めて訪れたときも、この弁天社が目当てだった。
【アクセス】
・地下鉄鶴舞線「川名駅」下車徒歩7分
・無料駐車場 あり(無料/境内)
・拝観時間 終日
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