
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO
ここ7、8年、春の桜は高岳の早咲き桜に始まり、秋の紅葉は長久手の愛知県農業総合試験場モミジバフウ並木で始まるというのが定番化している。今年もそのパターンだった。
愛知県農業総合試験場を初めて訪れたのは2005年のことだった。紅葉並木を初めて撮ったのは2009年のことだ。それからはほぼ毎年訪れている。
ここの見頃を見極めるのは難しい。季節によるバラツキがモミジ以上に大きいからだ。だいたい10日前後に出向くことが多いのだけど、全然色づいていないときもあるし、ほとんど葉が散ってしまっているときもある。今年はどうだったかというと、まだ少し早いかなといった印象だった。染まり具合がまだらだし、落ち葉も少ない。今週末くらいがちょうど撮り頃だと思うけどどうだろう。
相変わらずあまり知られていないマイナー・スポットには違いないものの、近年のネット普及で写真を撮りに来る人が少しずつ増えている。私はもう7回目くらいだからすっかり見慣れた風景になっているのだけど、初めて見るとちょっと感動するんじゃないだろうか。まっすぐ伸びるアップダウンの道の両脇に、グラデーションに色づいたモミジバフウがずっと続いている風景は、名古屋近郊のものとは思えない。個人的にはおすすめしたい気持ちもありつつ、ずっとマイナー・スポットであり続けてほしいとも思う。まあ、心配しなくてもマキノのメタセコイア並木のような観光スポットになることはないだろうけど。
最寄り駅はリニモの芸大通駅で、栄徳高校や県芸術大の南側になる。無料駐車場もあるけど、グリーンロードが立体交差になっているので、入り口の入り方がちょっと難しいかもしれない。








