
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
名古屋と近郊で食パンをめぐる旅シリーズ。今回は名古屋市内の3つのパン屋さんを紹介します。
瑞穂区桜山にある「ブーランジェリー ブレ・ヴァン (Bre'-Vant)」さん。
瑞穂区は遠いからめったに行かないのだけど、前から気になるパン屋さんが何軒かあった。ここはその中でも評判のいい店だ。
場所は桜山交差点から東へ200メートルほど行ったところの通り沿いなので分かりやすい。駐車場は広く、平日の夕方なのに警備員さんが立っていた。そんなに混み合う店なんだろうか。
今年で20年というから、地域にすっかり定着しているのだろう。店の規模としてはわりと大きめで、スタッフもけっこう多いようだ。カフェスペースもある。

なかなか行けないので、ソフトとハードと両方買ってみた。
個人的な好みもあるけど、ハードの方が美味しいと思う。ざっくりした歯ごたえと口どけのよさが両立している。ソフトは食感はいいのだけど口どけがもうひとつで、味はややしょっぱく感じられた。
両方とも美味しかったけど、どうしてもここじゃなくてはいけないというほどでもなかった。何しろ家から遠い。
値段はまずまず。
ブレ・ヴァンのHP
お店の地図
8時~19時
定休日 日曜日・月曜日

天白区八事にある「パン厨房 ポン・ヌフ」さん。
八事というと興正寺もある昭和区というイメージなのだけど、お店は天白区になる。店の前の通りの山手グリーンロードは昭和区だ。八事交差点から南西方向に150メートルほど進んだ左手にある小さなお店がそうだ。
ポンヌフといえば映画「ポン・ヌフの恋人」を思い出す。セーヌ川に架かるポン・ヌフ橋から店名は取られたのだろう。
駐車場はないので、近くのコインパーキングか、道を隔てたイオンにとめるか。店の前の通りはバス停もあるし、短時間でもとめておくのは厳しいかもしれない。

選んだのは、パン・ド・ミと全粒粉のふたつ。
パン・ド・ミはとてもオーソドックスで、味はややはっきりしているので、好みが分かれるかもしれない。
全粒粉は少し渋みが感じられる。歯ごたえはサクサクのバシバシで好みのタイプだ。
買う予定だったテンダーブレットが売り切れていたのは残念だった。次の機会があればそれを食べてみたい。
ポン・ヌフ のHP
お店の地図
7時半~20時半
定休日 月曜日

名東区一社4丁目にあるベーカリーマキマキ (BAKERYmakimaki)さん。
ここは場所を説明するのが難しい。上社ジャンクションから見て直線で南西300メートルほどの住宅地の中にある。目印となるような交差点や店がないので、土地勘のない人がカーナビなしに行き着けるかどうか。植田川沿いから西へ入った先の角だから、近くまで行けば分かるとは思うのだけど。
このお店は行く前からなんとなく好きだなと思っていて、そういう感じというのはけっこう当たるものだ。パンの評価は味だけが決めるわけではなく、店の雰囲気だとかオーナーや店員さんの態度とか、いろいろな要素が絡まって印象を決める。また行きたいと思えばその店は自分にとっていいパン屋だし、その逆もある。

食パンがなかったので、天然酵母バタールというのを選んでみた。
帰ってきてから勉強したところによると、フランスパンはバゲット、バタール、パリジャン、フィセル、ブールなどに分かれていて、それぞれサイズや重さ、形などに決まりがあるんだそうだ。その中でバタールというのは、重さは300gくらい、長さは40-50センチくらいものをいうのだとか。
昔食べたフランスパンは、固くてパサパサでかみ切れないくらいな感じだったのに、最近のものはかなり食べやすくなっている。昔もちゃんとしたフランスパンはそうだったのだろうか。
ザクザクの歯ごたえと中身はもっちりで、ハード食パンに近い。これはこれで美味しいと思った。
次はこの店の食パンが食べてみたい。

パン屋めぐり2周目はクロワッサンめぐりにすると決めたのだけど、フライングで少しずつクロワッサンも買って食べている。
このクロワッサンは店名のマキマキと名付けられた看板商品で、店の看板やマークにもクロワッサンが描かれている。
ややしっとり系のクロワッサンで、個人的にはもう少し皮がパリッとしている方が好みだ。中身はもっちりしている。
充分美味しいけど、まだクロワッサンの基準が分からない。
ベーカリー・マキマキ のFaceBook
お店の地図
10時~18時
定休日 日曜日・月曜日