
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
今日は道行き風景。移ろいゆく街の風景編をお送りします。
古い建物はぽつりと取り残され、あるいは解体され、いつのまにかぽっかり空き地になっていたりする。新しいものが建ち、あちこちで建築工事が行われ、街の変化に終わりはない。
古い物がどんどん消えていくことは寂しいけれど、変わらないことをよしとしているわけではない。変わり続けることは必然だ。変化だけが存在の永続性を支える。
私にはなすすべがない。変わり続ける姿を眺め、できることといえば写真を撮ることくらいだ。それを先回りのノスタルジーと呼んでいる。
人もまた、同じ場所にとどまり続けることはできない。当然、自分も例外ではない。変わりゆく自分と変わる街、同じ瞬間はどこにもない。一切は通り過ぎてゆく。










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