
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
今回紹介するのは、春日井市の柏井町にある八幡社だ。
少し前に下街道を行くシリーズをやった。この神社はその通り沿いにある。
春日井郵便局の西、勝川小学校の東隣で、勝川駅からも歩いていける距離だ。裏手に国道19号線が走っているのだけど、19号線沿いからは見えなかったような気がする。このあたりはよく通っているのに、ここに神社があることは知らなかった。

社殿が少し変わった造りになっているように感じたのは、拝殿と授与所と社務所が屋根付きの廊下で横に連結された格好になっているからだ。渡り廊下がなければ特別変わった造りというわけではない。
もともと下條村にあったものを1671年にこの地に移したという記録が残っているそうだ。江戸時代前半なら八幡神社としてはまずまず古い方といえるだろう。
下條村とは現在の下条町のことだろうか。だとしたら、ここから南東へ少し行ったところだ。
1699年に社殿が再建され、大正3年に近くの八幡社と神明社を合祀して現在に至っている。今の社殿はそれほど古いものではないように思う。
祭神は当然ホンダワケ(応神天皇)だ。八幡社と神明社はたいてい面白いエピソードとかがないので、書くことがあまりない。

授与所が開いていて神職さんか巫女さんが常駐しているようだ。


境内社に天神社、秋葉社、津島社がある。




裏手に春日野部屋稽古場があった。名古屋場所のときは春日野部屋がこの神社を宿舎として使っているようだ。
現在の師匠は元関脇の栃乃和歌 (とちのわか)で、幕内の力士としては栃ノ心や栃煌山などがいる。

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