八龍神社を訪ねてみる

神社仏閣(Shrines and temples)
八龍神社全景

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm



 八竜湿地の奥に八龍神社がある。奥というのは南入口から入ったときのことで、北入口からだと入ってすぐということになるのだけど、いずれにしても緑地の中にその小さな神社はある。
 神社は小型の円墳の上に建っているのだという。言われなければ気づかない。いつ誰がどうしてここに神社を祀ったのか、詳しいことは分からない。志段味古墳群からは少し離れている。違う勢力のものなのかどうなのか、そのあたりも分からない。

 こんなところに参拝者が来るんだろうか思いつつ近づいていったら先客がいて驚いた。藪から突然現れた私に向こうも驚いていた。
 お世話をしている人がいるのだろう、荒れた様子はなく、清潔に保たれている。近所の人がやっているのだろうか。
 神社の名前からして龍神を祀ったものだろう。農耕関係かもしれない。
 一宮の真清田神社にも同名の境内社がある。全国にも同じ名前の神社はけっこうあるようで、諏訪大社との関係も考えられる。
 八竜湿地があるあたりは大森八龍という地名だ。それは八龍神社から来ているのか、逆に八龍にある神社だから八龍神社と呼ばれるようになのか、そのあたりのいきさつも知らない。
 もともと古墳の上に小さな祠があっただけという。それを神社の創建とするとして、その時代がいつかを想像するのは難しい。江戸時代に入ってからなのか、それより前なのか。現在のような体裁が整ったは戦後のことと思われる。



参拝者




社前の岩

 社が乗っているところはやや小高くなっている。このむき出しの岩は古墳の跡ということになるのだろうか。



八龍神社のお社




森眞龍神社




八龍神社をあおって撮る

 八龍からの連想に過ぎないのかもしれないけど、ここはなんとなくヘビの気配がする神社だった。
 
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック