
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
春日井市の伊多波刀神社へ行くとき、大手町の八幡神社にも行くことをあらかじめ決めていた。
交差点でいうと大手町交差点のすぐ北ということになるのだけど、どのあたりかを説明するのは難しい。目標物としては春日井西高校ということになるだろうか。その少し東に位置している。
地形的にもちょっと複雑なことになっていて、南の鳥居から北へ向かう参道の左右には民家が並んでいて、境内入り口の手前には生活道路が横切っている。神社はやや高台にあり、木々が取り囲んでいる。



創建や由緒について詳しいことは伝わっていないようだ。
祭神は応神天皇ではなく、応神天皇の父親である足仲彦尊(タラシヒコ)=14代・仲哀天皇のようだ。仲哀天皇はヤマトタケルの子供で、皇后は神功皇后。
創建年はかなり古そうではある。平安時代かひょっとすると更にさかのぼるかもしれない。559年創建という話もあるようだけど、どこまで信用していいかは分からない。
そもそもでいうと、仲哀天皇は実在を疑われている。応神天皇も実在したかどうかはっきりしていないから、神社の祭神についてそのあたりのことを言い出すと話がややこしくなる。
大手八幡神社から北の伊多波刀神社までは700メートルほどしか離れていない。伊多波刀神社も一時期は八幡社と称していたように八幡信仰とは関わりが深い。この大手八幡神社と伊多波刀神社との歴史的な関わりはどうだったのだろう。まったく無関係ではないと思う。




すぐ隣に長昌寺というお寺がある。八幡神社と神仏習合で一体化していた時代もあったかもしれない。

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