
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
田植えの季節になるとぷらっと長久手を訪れる。モリコロパークの北西、前熊あたりにちょっと広い田園風景が広がっていて、そこが好きなのだ。特に何が撮れるというわけでもないのだけど、この季節はだいたい毎年訪れている。
長久手近辺の田植えは5月の半ばから下旬にかけて行われる。全国的に見ればそれほど早いわけでも遅いわけでもないと思う。隣の尾張旭市は遅くて、6月になってやっと始めるくらいだ。
どういう品種の米を作っているのかは知らない。やはりコシヒカリあたりが主流なのだろうか。どういうところに流通しているのかも分からない。一般消費者向けなのかそうではないのか。近くにある地元の食材を販売しているあぐりん村へ行けば買えるのかもしれない。私はここ最近ずっとミルキークィーンばかりなのだけど。
そんなわけで今日は、5月後半の長久手田んぼ風景をお送りします。




長久手の戦いの首塚。
岩作村(やざこむら)の安昌寺の和尚・雲山(うんざん)が、合戦で死んだ兵たちを集めて葬った場所とされる。
長久手の戦いが起きたのは1584年(天正12年)の4月9日未明のことだった。これは新暦に直すと5月18日に当たる。ちょうど今くらいの季節だ。


首塚のそばに石作神社(いしつくりじんじゃ)入り口の石柱があるのを見つけた。遠くに見えているこんもりした緑のところに神社はあるのだけど、ここからは400メートル以上離れている。昔はこのあたりから参道が始まっていたということだろうか。
石作神社については以前訪れたときに少し書いた。
石作神社と色金山


東小学校の南に広がる田んぼ風景もお気に入りの場所のひとつだ。ここ数年で稲を作っている田んぼが激減して風景が変わってしまった。好きだった場所がなくなったような寂しさを感じる。


季節が進んで稲がもう少し伸びた頃、田んぼにアマサギがやってくる。今日は遠くにキジの鳴き声が聞こえていた。
用事はなくても、また訪れることになる。
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