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名古屋と近郊の食パンめぐり、今回は名古屋でけっこう評判がいい2軒のお店を紹介します。
まずは「バゲット ラビット(baguette rabbit)」さんから。
初めて訪れたのは今年の1月で、貼り紙に2月に店が移転するとあったので、新店舗ができたらもう一度行こうと思っていたらけっこう時間が経ってしまった。
上の写真は千種区千代が丘にあった旧店舗の様子だ。市バスの猪高車庫の近くにあった。
前の通りは何十回と通っていたのに、パンに興味がない頃はこの場所にパン屋があることすら気づいていなかった。名古屋のパン好きにはけっこう知られた有名店のようだ。

ちなみに、当時、バゲットラビットの隣には、ねこのじてんしゃ屋さんとパンダらーめんがあった。偶然とは思えないけど偶然だったら面白い。

最初の印象は、独特のパサパサ感だなというものだった。耳が美味しいのが印象的だった。
風味はわりと豊かではあるけど、甘みや香りがやや弱いかなという感想だったと思う。
評判のよさからすると少し物足りなさも感じた。食パンに限ってだけれど。

新店舗は名東区の上菅1丁目交差点角にできた。地名でいうと社口1丁目になる。以前コンビニがあった場所の跡地だ。
今度の場所は駐車場が広くなってとめやすくなったと好評のようだ。
新装開店と駐車場の広さも手伝って人気も上昇中といったところだろうか。前を通るといつもたくさん車が止まっている。
出向いたのは土曜日の夕方ということで、パンはスカスカだった。一番揃うのは昼前くらいだそうで、夕方にはもうかなり少なくなっていると思われる。それだけよく売れているということだろうし、残るほど焼かないのは良心的という言い方もできる。
予約は前日までで、予約できるパンは限られているとのことなのでご注意を。

前回買った食パンと今回買った食パンは違う種類だったのかもしれない。この日はこの一種類しかなかった。
一本840円は高いと感じる。けど、大きさを考えると実質的にはそれほど高くないかもしれない。この3分の2くらいで600円くらいのところも多い。もちろん、ハーフサイズや切り分けてある食パンも売っている。
間が3ヶ月も空いたから前回との比較が難しいのだけど、今回はとてももっちりした食感だった。かなり独特で、他に似た食パンを知らない。
使っている小麦が一般的なものではないような気もする。色がけっこう黒っぽい。製法や挽きの違いということもあるだろうか。
生で食べても食感は独特だ。重ためだけど口どけは悪くない。
特徴がある分、毎日食べたいとは思わなくても、ときどき思い出して食べたくなるような食パンだ。
バゲット ラビットのWebサイト
お店の地図
9時~19時
定休日 火曜・水曜日

続いて紹介するのは、東区白壁にある「テトラコンタ」さん。
白壁交差点を北へ入って左手、金城学院中学の並びにある。裏通りにある小さなパン屋さんで、近所の人以外がたまたま通りかかって見つけるという可能性は低そうだ。
ここもなかなか評判いい。

どこにでもある街の小さなパン屋さんと思わせて実はなかなかの実力を秘めている。
パンは全体的に小振りで上品だ。大量生産という感じではなく、職人さんの手作り感がよく出ている。
今回はミルク入り食パンを買ってみた。これは当たりだった。中身がしっとりしていて、ほんのり甘い。風味も口どけもいい。
全体的にほどよさがあって、好感が持てるパン屋さんだ。高級志向やブランド志向とは違う個人のパン屋の方が個人的には好きで応援したくなる。
テトラコンタのブログ
お店の地図
10時~18時30分
定休日 日曜・月曜日