
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
ご近所神社めぐりシリーズ。今回は守山区吉根(きっこ)にある八幡神社を訪れた。
通りから少し入った住宅地の高台にあるのは、何度か遷座しているせいもある。
創建年は不明ながら中世以前からあったという話もある。もともとは八幡ヶ嶺という山の上にあったそうだ。八幡ヶ嶺は現在イオンがあるあたりにあった山で、現在は崩されてしまって跡形もない。
中世に入って山の上は参拝するのに不便だということで山沖(500メートルほど西)に移されるも、たびたび庄内川の氾濫で被害にあったことから、江戸時代前期の1655年に現在地に再度移されてきた。
山沖の地にあった本宮の石碑は、土地整備のため、現在の本殿裏手に移築されている。
とまあ、そんな歴史は帰ってきてから知ったことで、出向いたときはほとんど何の予備知識もなかった。神社は先入観なしにふらっと行く方がいいのかもしれない。この神社好きだなと思ったなら、その感覚が大切だ。歴史の長さや由緒などに惑わされてはいけない。

社殿はコンクリート製で新しい。
八幡社ということで祭神は当然ながら誉田別尊(ホンダワケ)になる。
境内社として、一之御前社、内津社、富士浅間社、奥山社、護国社、御嶽社がある。









参道は桜のトンネルになっている。桜咲く季節に訪れたらまた違った風景が見られるだろう。
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