
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
神宮を撮りに行くシリーズを中途半端のまま放置していた。
最後に番外編をお送りして完結させたい。
おはらい町は相変わらずの賑わいだった。もっとも寂れていた昭和の一時代、通り沿いにある店主が一日中表を眺めていたら、前を通った人が二人だったことがあったという。
今やすっかり伊勢を代表する観光地に成長した。というよりも、江戸時代の賑わいが戻ったといった方が正しいかもしれない。
危機感を抱いた赤福の当時の社長がこのままではいけないと立ち上がり、有志を募って街並みの大改造に取りかかったのが昭和50年代のことだった。今のような姿ができあがったのは平成に入ってからのことだ。
1993年(平成5年)の式年遷宮が行われたとき、江戸時代の町並みを再現したおかげ横丁を作ったのも赤福だった。
今ではお伊勢参りといえば、おはらい町での買い物や食べ歩きがセットというくらい参拝者に浸透した。
今回の私は観光目的ではなかったので、おはらい町を通っただけでおかげ横丁には入らなかった。
内宮を撮り終えて、バスで伊勢市駅まで戻ったあと、列車の時間まで少しあったので、駅周辺をちょっとだけぶらついた。










次の式年遷宮に行けるだろうか。