
「写真の殿堂」
アサヒカメラ.netの写真の殿堂で、「<組>あとかた」が佳作。
道ばた写真で入選するには単写真よりも組写真の方が可能性が高い。一枚では伝えたいことが伝えきれない。
単写真は一発まぐれ当たりがあるけど、組写真にまぐれはない。だから、単写真よりも組み写真で入りたいという気持ちが強い。その延長線上にブックがあって、そこを着地点としているというのは前にも書いた。
選者の小林紀晴さんは、どのフォトコンで当たっても、なかなか選んでくれなくて、私の写真が嫌いなんじゃないかと疑っていると、一年に一回は選んで褒めてくれるツンデレさんなので、憎めないところがある。
生まれ年が同じで学年は向こうが一つ下ということで、いつもその仕事ぶりが気になっている。「遠くから来た舟」の写真展は見ておきたかったけど、写真集で見てみたい。
フジコンの表彰式のとき、会場ですれ違った。急いでいる感じだったので声をかけられなかったけど、どこかで会うことがあれば少し話をしてみたいと思う。見た目は「写真家たちの日本紀行」などのテレビで見るのと同じ雰囲気だった。真面目にしていても、どこかおどけたようなところがあって笑える。