
OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7
MRJ初飛行のニュースは全国でも放送されていただろうけど、東海地方ではここ数日、特に報道に熱が入っていた。
生産拠点が名古屋空港にあり、部品を作っている工場が中部地方の各所にあって、航空ファンだけでなく一般の人たちの間でもけっこうな盛り上がりを見せていた。
実際のところ、国家プロジェクトでもあり、戦後日本の航空業界の悲願でもあったわけだから、思っている以上に大きな出来事に違いない。
ちょうどタイムリーなことに、ドラマ「下町ロケット」と重ね合わせて見ていた人も多かったんじゃないだろうか。佃製作所のバルブシステムが組み込まれているのか、などと思いつつ。
飛行機はたぶん、飛び立つよりも降りることの方が大変なんじゃないかと素人ながら考える。フィギュアスケートの浅田真央などがよく、ちゃんと降りられてよかったみたいな表現をするのに似ている。新幹線もスピードを出すよりブレーキで止まることの方が難しいという。
離陸も着陸もネット配信の映像やテレビのニュースで見ていたけど、飛び立ったときよりも着陸したときの方がぐっとくるものがあった。機長はエースパイロットなのだろう、離陸も着陸も上手だった。
せっかくだから名古屋空港まで行こうかとも考えたのだけど、きっと人が多いだろうと思ってやめておいた。家からでも帰っていくところを見られたのでよしとしたい。
無事に初飛行を終えられてまずはよかった。
これから一年半はテスト飛行が続くわけだから、もしかすると日常的に目にすることになるのかもしれない。そのうち名古屋空港にも撮りにいくことにしよう。
