明道町散策 <1>

名古屋(Nagoya)
明道町-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 円頓寺商店街を出て外堀通を超えた北側一帯を明道町と呼んでいる。
 現在は交差点やバス停などにその名をとどめるだけとなっていて、番地としては幅下2丁目ということになる。
 かつて駄菓子屋の問屋が集まる地区として知られた町で、2000年に中央菓子卸市場が閉鎖されたあとも10軒ほどの問屋が商売を続けている。戦後の名残が色濃い、知る人ぞ知る名古屋のディープスポットだ。
 これまで何度か訪れて写真を撮っているけど、中央菓子卸市場の中だけはひとりでは入っていくことができなかった。このときはのんのさんが一緒ということで、初めて中まで足を踏み入れてみた。
 昭和の空気感の保存状態としてはこの上なく良好だ。破れて継ぎ接ぎだらけのトタン屋根から差し込む光が美しい。名古屋ではちょっと他に類を見ないほどで、懐かしさを通り越した昭和真空パックといった雰囲気だった。
 円頓寺編がまだ未完なのだけど、今日から2、3回に分けて明道町編をお送りします。




明道町-2





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明道町-11

 つづく。

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コメント
  • 2015/10/02 15:55
    明道町は昔、まつりの出店をやるというので
    ここにお菓子やくじなどを仕入れに行ったことがあります
    昭和の真空パック、うまいことをおっしゃる
    なんだかタイムスリップしたような感覚になりますね

    ↓半田の矢勝川の彼岸花、数年前に行きました
    懐かしいです、そして見事です~
    シルエットの堤防の人影が素敵ですね
  • 土手を撮りに
    2015/10/02 20:32
    >ちーちゃんさん

     こんにちは。
     ちーちゃんさんも明道町行ったことがあったんですね。
     そうそう、子供会とかのイベント用に大量にお菓子が必要になったりするとまとめ買いに訪れる人が多いみたいですね。
     何年か前まで開いていた店がこの日はシャッターが降りていたから、年々商売している人も少なくなっているのかもしれません。
     あの雰囲気は他ではなかなか味わえないから、これからも残してほしいですね。

     矢勝川の彼岸花は、もう7、8回撮ってるのかな。
     ここ3年くらい、夕方の土手風景が撮りたいから、遅い時間に出向いてます。
     あの土手は空が広くていいです。近所ならちょくちょく通いたい。
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