
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm
今年も春日井にある覚成寺の桜を撮りにいってきた。
毎年出向くようになって、もう8年とか9年とかになる。
ここと高岳の早咲き桜をプレシーズンマッチと位置づけて、ソメイヨシノの本番を迎えるというのがここ最近の恒例となっている。
去年は早く行きすぎた上に大がかりな工事中で、ほとんど撮れなかった。今年行ってみたらびっくり。新に門と塀と駐車場ができていて風景が一変していた。
その影響もあったのだろうか、桜の元気がない。花をつけていない枝がけっこうあって、全体的に明らかにボリューム感がなくなっている。
寿命が60年とかのソメイヨシノとは違って彼岸桜は数百年生きるといわれている。ここの桜はせいぜい100年とか200年とかのようだから、まだまだ老木の域には達していない。幹に薬なのか栄養なのか差してあったから、治療は施しているようだ。なんとかまた元気な姿を取り戻してほしい。
花が少ないから早すぎたかと思ったけど、散っている花びらもけっこうあったから、すでに満開を過ぎたところだったのかもしれない。この春は暖かすぎたり寒すぎたりで、タイミングを見極めるのが難しかった。
それでも再会できたことを喜んだ。一本の桜を毎年撮っているのはここだけで、個人的な桜シーズンの開幕の場所でもあるから、またここに戻ってこられてよかったと思う。









