フォトコンのこと

フォトコン・写真(Photo Contest)
フォトコン-1

OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4



 今月のフォトコン。
「日本カメラ 3月号」のカラープリント部門で、「一歩ずつ」が銅賞。
 日本カメラとアサヒカメラの入選作は、人物写真がほとんどを占めていることもあって、長らく壁に跳ね返されていた。アサヒカメラはちょくちょく予選も通っていて、日本カメラは予選さえ通ったことがなかったから、日本カメラが先に入ったのはちょっと予想外だった。
 アサヒカメラの組写真「晩秋の海」が次点だったのが惜しかった。自分ではいけたんじゃないかと思ったけど、もう一歩越えられなかった。そのあと一歩が実は遠い。




フォトコン-2

「CAPA 3月号」のスナップ部門で、「河原にて」が入選。
 選者はハービー・山口さん。
「フォトテクニックデジタル」の選者が清水哲朗さんからテラウチマサトさんに変わって、まったく入れなくなってしまった。シミテツさんとの相性がよかっただけに残念。
 ハービーさんは最近、ちょくちょく選んでくれる。「デジタルカメラマガジン」も、今年度はハービーさんが担当することになった。




フォトコン-3

「第54回 富士フイルム フォトコンテスト」の結果が発表された。




フォトコン-4

 フォトブック部門で「道ばたのうた」が優秀賞だった。
 去年の「名もなき風景の声を聞け」が審査員特別賞で、今回の優秀賞はそのひとつ下だ。
 一枚写真で負けることはなんとも思わないけど、写真集で負けると敗北感に襲われる。去年はすごく嬉しかったけど、今年は悔しさしかない。来月行われる東京での表彰式も行かない。
 内定の通知があるのが1月の終わりで、それから一ヶ月ほど経って、もう一度応募作品を見ると、なるほどこれではやはり駄目だと納得する部分もある。作ってる最中はなかなか客観的に見ることができず、悪い部分に気づかないこともけっこうある。
 今作り直すとしたら、不要な写真を10枚か20枚削って、別の写真をもう少し加えつつ、全体にもっとメリハリと流れがつくように並べ替える。それだけでもだいぶよくなるはずだ。もっといい写真集になる可能性があったのに、もったいないことをした。
 もう一冊、「a life」という道行く人たちの風景を集めた作品も応募していて、個人的にはこちらで入りたかったという気持ちが強い。「a life」の方が思い入れがあるし、いい作品集だと思うのだけど、テラウチさんはそう評価しなかった。それはテラウチさん自身の写真を撮る姿勢とも関わってくることで、半ば予想はしていたのだけれど。

 これらの写真はすべて、去年とそれ以前に撮ったもので、あれから月日は流れて、自分はもうその場所にはいない。
 結果はいつも遅れてついてくる。結果は気にせず、とにかく先へ進むだけだ。
 だいぶ撮れるようにはなったけど、まだまだ全然撮れてないとも感じている。

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