
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm
覚王山をあとにして次に向かったのは、八事にある興正寺だった。
覚王山と八事は近いようで遠い。直線距離にすれば3キロちょっとでしかないのだけど、その間には自転車を苦しめる長い上り坂がある。上るだけでなく同じくらい下るので、帰りもまた上りになってしまうのがつらい。
今年、興正寺を訪れるのは何度目だろう。桜、大仏のとき、千燈供養、そして紅葉と四度目だろうか。雪の興正寺を撮ったのは今年だったか去年だったか。今年のうちに雪が降ればもう一度訪ねることになるかもしれない。
この日、紅葉の色づき具合としてはもう一歩だった。今年はどこへ行ってもモミジの色合いが鈍い気がするのだけどどうだろう。全体に葉の傷みが目立つというのもある。
興正寺の紅葉は相変わらずどう撮っていいのかよく分からない。五重塔の周りに集まっているからそこを撮ることになるのだけど、絵になるようで絵にするのが難しいと感じる。
今年は野ざらしの大仏がいたのでアクセントになった。
今建設中の大仏殿の完成はあと何年かかかるようだ。










