
OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 75-300mm F4.8-6.7 II
「ルーク・オザワの ヒコーキ写真の撮り方: 光、空、風景で魅せる! 」を読んで、またヒコーキを撮りたくなった。
ちょっと遠いけど自転車で行ける飛行場があるというのはありがたい。
今回初めて、国内線ターミナルの展望デッキから撮ってみた。離発着の両方を撮れるという点では申し分ないのだけど、やはりフェンスのワイヤーが悩ましい。間からレンズを出せるとはいえ、あまり振り回してるとレンズを傷つけそうだし、自由度も低い。撮影用にワイヤーがない部分を作って欲しいところだ。
ルーク・オザワ氏いわく、
「連写に頼るな、一撃必殺でいけ」
「シャッターを押すときは魂を込めろ」
熱い教えに心揺さぶられたヒコーキ野郎やお嬢は少なくないだろう。
この本はかなり実戦に即して解説しているので、初心者から上級者まで幅広い層の参考になると思う。ヒコーキ撮影以外にも役立つことが多い。
「ヒコーキを追いかけてはいけない。構図を作ってヒコーキが入ってくるのを待て」
よい写真を撮ろうと思えば、よい機材を揃えて、何度も通って、粘ることだ。それはヒコーキに限ったことではない。











現在、名古屋空港の定期便はFDAだけとなっており、離発着は夕方5時前から6時に集中している。
今の愛知県の日没時間は5時前なので、夕焼けから夜にかけての時間帯になる。
日が陰るとシャッター速度が稼げないから極端に難しくなるのだけど、夜間の流し撮りをするにはかえって都合がいい。
ただ、ヒコーキの流し撮りは、横の動きだけでなく斜めの動きも加わるから、サーキットの車や鉄道よりも難易度が高い。光跡をまっすぐ描けるようになるにはかなりの修行が必要だ。
今回、あれこれ試してみて少し掴んだ部分もあるので、次回にいかしたい。
ターミナルの展望デッキも、また撮ってみたいと思わせるポイントだった。エアフロントオアシスよりも撮りやすいと思う。