
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
昨日、犬山市で行われた犬山観光写真コンテストの表彰式に行ってきた。
犬山はこれが4回目になる。今回は夏の部だった。
私のは右上、宵の明治村で撮った「夏の明治村」だ。
応募したあと、明治村のフォトコン向きだと思ったのだけど、ここで入るならここでもいい。明治村も犬山にとっては大事な観光資源のひとつだ。
次は秋の部だから、やっぱり撮りにいくことになると思う。少し違う切り口で犬山の観光写真というのを考えてみたい。

「PHaT PHOTO 11月号」のフォトコンで1位に入った。
タイトルは「記憶の影」とつけたつもりだったのに、誌面ではタイトルなしとなっていた。記入し忘れたらしい。
「PHaT PHOTO」は、今年度から誌面の広告を一切やめる代わりに定期購読のみとなったので、一般の書店では見ることができない(東京などのごく一部の書店では取り扱っているようだ)。
隔月だから年会費の6,500円は高いと感じるのだけど、メンバーだけが見られるWeb動画があるから、それを考え合わせると高くないかもしれない。
写真講座の他に、毎回フォトコン審査の座談会動画があって、そこから得られるものが大きい。
このフォトコンはテラウチマサトさんに毎回違うゲスト審査員が2名に加わって3人制で行われる。それぞれの選ぶ基準や考え方が違っていて、そこが面白くもあり、公平性も感じられるところだ。

今回の審査委員は、写真家の宮原夢画さんと有元伸也さんだった。
二人が1位に選んでくれて、テラウチマサトさんは無印。テラウチさんはフジコンで「名もなき風景」を選んでくれたので、勝手に恩義を感じていて、1位になったと連絡があったときは、てっきりテラウチさんが選んでくれたのだと思っていた。
誌面を手にする機会もないかもしれないけど、これはプリントを見てもらいたい作品だった。今回はキャンソンのバライタという用紙にプリントしている。
一般の光沢紙やマット紙とはかなり違う風合いの紙で、独特のざらっとした乾いた質感がある。銀塩プリントをしていた人ならバライタ紙は馴染みがあるだろうけど、あれともちょっと違う。
安く買えるところなら1枚170円くらいなので、ものすごく高い紙というわけではない。一度使ってみると、インクジェットのプリントに対する意識がけっこう変わると思う。
CANONやEPSONのアート紙も、モノクロをプリントするとすごくカッコイイ写真になる。写真がモノとしての価値を持っていることを再認識するので、オススメしたい。

「CAPA 11月号」のスナップ部門で、「ブランコ」が入選。
ハービーさんもときどき選んでくれるから嬉しい。
この一枚は何年か前に撮ったもので、自分の過去写真を見返しているときに再発見して、レタッチの仕上げやプリントをやり直したらよくなったので応募してみた。最近、そういうことも増えてきた。
時間が経つと輝きを失ってしまう写真がある一方で、時間が経過することで成熟する写真もある。