
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm
愛知県美術館で開催されている「これからの写真」展に滑り込みで行ってきた。
明日9月28日(日)が最終日だ。
正直、期待したほど面白くなかったというのが感想だ。写真の可能性や未来はあんな程度とは思わない。
畠山直哉や鷹野隆大は写真集などで見て知っているけど、もっと他に面白くていい写真がある。
川内倫子の写真は、あれは何にプリントしているのだろう。ガラスに直接印刷しているような感じなのだけど、どうなっているのかよく分からなかった。一般的に実現できるものだとしたら、家に飾るのにいい。
その後、同じチケットでコレクション展も見られるというのでついでに見ていったら、これが素晴らしいものだった。
富士フイルムがコレクションしている歴代の名作で、幕末から20世紀にかけての主な写真家101人の「私の一枚」が展示されている。オリジナルプリントではないものの、FUJIが手がけた銀塩プリントで、そのプリントを見るだけで嬉しくなってくる。
東松照明の波照間島、木村伊兵衛の秋田、林忠彦の太宰治、荒木経惟のセンチメンタルな旅など、写真集や雑誌でしか見たことがなかったプリントを見ることができて、かなり感激した。100枚を1時間くらいかけて見たけど、もっとゆっくり見ていたかった。
やはりプリントはいいものだ。
「これからの写真」はあまりオススメできないけど、FUJIのコレクション展はオススメしたい。全国のフォトサロンで無料巡回展をやったようで、そのとき知っていればいち早く出向いて紹介できたのにと悔やまれる。明日までだけど、チャンスがあればぜひ。









