
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 / OLYMPUS 9-18mm
鍋屋上野浄水場も、名古屋の上下水道100周年を記念して、9月6日(土)、7日(日)に一般公開される。
鍋屋上野浄水場はしょっちゅう前を通るのだけど、中に入るのは小学校の時の社会見学以来だ。あの当時、何を見て何を感じたのかはまったく覚えていない。とにかく連れていかれたことだけは覚えている。
ここも2年ほど大がかりな工事が行われていて、一般公開は久しぶりかもしれない。毎年、6月の水フェスタのイベントで公開されているそうだ。
名古屋市内に上下水道が作られたとき、最初に建造された浄水場だ。着工が明治43年(1910年)で、完成したのは大正3年(1914年)だった。
名古屋は犬山の木曽川から水を引いてきて、ここで処理したあと、東山配水場や猪高配水場などを経由して市内へ水を供給している。
名古屋の水道水が美味しいのは、木曽川の水だからだ。断水や節水などということにも無縁でいられる。

旧第一ポンプ所も公開されていた。
現在はもう使われていないもので、中がピカピカなのは、耐震工事にあわせて改修したからだ。
名古屋市指定有形文化財になっている。









鍋屋上野浄水場の少し南に、新しくできた水の歴史資料館がある。
こちらは定休日の月曜日以外はいつでも入れるようだ。