
OLYMPUS E-M5 + OLYMPUS 60mm F2.8 MACRO / Panasonic 25mm F1.4
この日の東山植物園は、晴れのち雷。
夏が進んでいく中で、トンボ池のトンボの数が一気に減った。チョウトンボの姿もすでになく、湿地ではサギソウが咲き出した。
トンボが飛ばないので撮るものがなくてどうしたものかと困っていると、空がみるみる暗くなり、雷鳴が鳴りだした。ときどき落雷の稲光が走っている。
雨が降っていないのを幸いに、後半は稲光撮りに専念した。しかし、これが難しい。
ゴロゴロゴロと音がしてしばらくすると、どこかで稲光が光る。それを撮るわけだけど、光ってからシャッターを押していたら当然間に合わない。人間の反射神経は光の速度よりずっと遅い。
で、あてずっぽうでシャッターを押し続けるしかなくて、かれこれ1時間ちょっとやって、なんとか当たったのが2回だけだった。それでもよく当たったと思う。夜なら三脚を立てて、30秒くらいの長時間露光を続けると当たる確率は高くなる。流れ星を撮るより簡単だ。
そんなこんなの東山植物園、8月前半の風景をお届けします。











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