
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
足助にカタクリを見にいった日、小原村にも行ってきた。
小原村といえば、秋の紅葉と四季桜が同時に見られるということでよく知られている。私もかつて三度ほど行っている。
四季桜というからには春夏秋冬咲くかというとそうではなく、春と秋の二度咲きだ。秋の方が華やかで、春は花が少ないという話は聞いていた。まだその姿を見たことがなかったので、どんなものか見にいってみようという話になったのだった。
時期が早かったせいもあったようで、この日はまだ全体にあまり咲いていなかった。あるいは、よく咲いてもこんなものなのかもしれない。
なるほど、秋と比べるとかなり地味な印象だ。ソメイヨシノの華やかさには遠く及ばない。けど、素朴なヤマザクラの姿をとどめるという意味では、日本古来の桜の美しさを見るような気がした。侘びさびの渋い美だ。
一番よく咲いていたのが緑の公園内にある桜だったので、そこで撮った。川沿いやお寺の参道など、ロケーションのいいところで咲いていればもう少し撮れたのだろうけど。








小原村といば美味しい卵でも知られている。
卵の自販機もある。m副部長が購入したのをお裾分けしてもらった。
春の四季桜がどんな姿をしているのか気になっていたので、見られてよかった。この時期に小原村を訪ねる人は少ない。秋は遠くからマイクロバスがやってきて大賑わいになる。
今週末あたりは四季桜ももっと咲いて、訪れる人もそれなりにいるだろうか。