
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4
明治村シリーズはまだ続く。
4回目の今回は、和の味編をお送りします。
明治になって西洋の文化や建築などが一斉に入ってきたとはいえ、まだ基本は和だったわけで、そんな中でも和洋折衷の建物もあり、面白い時代だったと今見ても思う。
明治初期の日本人たちは洋風建築を見てどんなふうに感じたのだろう。それをあっさり受け入れてしまうところが日本人らしさでもあり、単なる物まねで終わらず、自分たち流にアレンジして作り替えていくというのも日本の特質としてある。
21世紀が更に進んでいくと、先祖返りのようにまた和を求める気持ちが強くなっていくのではないだろうか。なんだかんだいってやはり木の家は落ち着くという人も多いはずだ。木造の文化が戻り、新しい日本の和といったものが生まれてくることを期待したい。
明治という時代は、これから時代が進んでも、常に古くして新しい時代だったと言えるのかもしれない。











つづく。