
OLYMPUS E-M5 + Panasonic LEICA 25mm F1.4 他
以前このブログで紹介したフォトブック「名もなき風景の声を聞け」が、第53回富士フイルムフォトコンテストのフォトブック部門で審査員特別賞に入った。
道ばた、道行き風景の写真集が評価されたことが、とても感慨深い。一枚のフォトコンではなかなか入らないような写真だから、フォトブックというスタイルならではだ。
フォトブック部門は今年で5回目という新設部門ではあるけれど、フジコンは53回という回数が示すように伝統のあるフォトコンテストだ。上位入選は写真活動を続けていく上で心の拠り所になるものだと思う。道ばた写真は間違っていないというお墨付きをもらったような気持ちにもなっている。
審査員のテラウチマサトさんはテレビや雑誌などでよく見て知っている写真家で、テラウチマサトさんなら私の写真を分かってもらえるんじゃないかと根拠もなく信じていたので、その点でも嬉しさがある。よく知らない写真家に選んでもらってもなんとなくピンとこないということもある。
3月に東京で表彰式があるから、それも楽しみだ。東京行きは何年ぶりになるだろう。最後に行ったときはまだスカイツリーの影も形もなかったし、東京駅は工事中だった。考えてみると月日は流れている。

東山植物園の紅葉フォトコンで「夜モミジ」が入選。
東山動植物園関連のフォトコンはこれまで5回くらいは出しているのに一度も入ったことがなかった。あんなに通っているのになんてこったといつもがっかりしていたから、小さなローカルフォトコンだけど今回は特別嬉しかった。
今年は紅葉前半にα55の故障で紅葉シーズンが唐突に終了してしまったから、ひとつでも結果を残せてよかった。次の紅葉がこんなに待ち遠しいことはこれまでなかった。

森林公園四季のフォトコンテストで、「過ぎゆく夏」が入選。
森林公園もよく通っているホームグラウンドのひとつだから、ここも外せない。これで3年連続3回目となった。

「デジキャパ 2014年2月号」で、「夏凪」が入選。
「デジキャパ」はけっこう久しぶりだ。去年の春以来じゃないかと思う。
琵琶湖はやっぱりいい。琵琶湖でしか撮れないものが確かにあって、相性の良さも感じている。また行きたい。
今月は他に、「フォトテクニックデジタル」のノンジャンル部門で次点、「アサヒカメラ」の組写真がワンポイントアドバイスに載っているけど、雑誌を買っていないので省略。
去年からの好調が続いて、今年は上々の出だしになった。フォトコンはこのまましばらく続けていくだろうし、道ばた写真という柱ができたので、そちらにも力を入れていきたいと思っている。