
SONY α55 + SONY 35mm f1.8
犬山にある有楽苑(うらくえん)に行ってきた。
織田信長の弟、織田有楽斎が京都の建仁寺に造った茶室、如庵(じょあん)を移築して作った日本庭園だ。
現在、如庵は国宝に指定されている。
入場料が1,000円ということでこれまでなかなか入る気になれなかったのだけど、紅葉ということもあり、一度入ってみることにしたのだった。
中は思ったよりも広く、モミジもたくさんあって、見応えがあった。紅葉の時期ということであれば、1,000円の価値はあるといえるだろうか。
被写体としての魅力も充分で、調子よくパチパチ撮っていたら、1時間ほどで唐突にα55が沈黙してしまった。それきりうんともすんとも言わない。どうやらシャッターユニット関係が壊れたようだ。
というわけで、私の紅葉シーズンはここで強制終了となった。散り葉撮りもまだ一回しかやっていないのに、あらたにカメラを買っても間に合わないかもしれない。
有楽苑は、期せずして印象深い場所となった。なんとか犬山秋のフォトコン入選で少しでも取り戻したい。











このあと寂光院へ行く予定だったのだけど、カメラがなければ行っても仕方がないので、そのまま犬山をあとにした。
自分が出かける理由は写真を撮るためだということをあらためて自覚した。カメラなしに出かけるのは苦痛で耐え難い。