
SONY α55 + TAMRON 90mm f2.8 + 5600HS(D)
どまつりも、今年で15回目を迎えた。個人的には2010年から4年連続4回目の撮影となった。
1年目はまるで勝手が分からず、おたおたしているうちに終わった。2年目はちょっと本腰を入れて、前夜祭から3日連続で通った。3年目の去年は、それなりの結果を出そうとして気持ちが空回りした。今年は無欲で臨んで、それが正解だったか不正解だったかは、もう少し時間が経たないと分からない。撮っているときの手応えはもうひとつだった。ただ、これまで見えていなかった部分が少し見えたようにも思えた。
去年は180mmマクロで表情を撮ることに終始した。今年はおととしと同じく90mmマクロ一本で通した。
どまつり撮影の面白さの本質は、その難しさにあると思っているので、望遠ズームではなく、引きつけてマクロで撮りたい。その方が楽しいから。何しろ、最初から最後まで5時間が2日間なので、簡単すぎたり、単純作業だったりすると飽きてしまう。90mmで撮るどまつりの難易度は、飛ぶトンボと同等かそれ以上だ。
オフィシャルでもないので、全部のチームを十全に撮ることは最初から考えていない。撮りたくなる被写体を見つけたら、慌ててカメラをそちらへ向けて、フレームに納めて、ピントを合わせて、シャッターを押す。
やっぱり、どまつりは難しい。だから、毎年行きたくなる。
撮っていて途中で気づいたことは、動感+表情ということだった。これを同時に捉えることができれば、いい写真になるはずだ。
それにしても、今年のどまつりは涼しかった。土曜は曇りで30度を切っていたし、日曜は雨で24度という寒いくらいの気温だった。
どまつり撮影には大事な光と汗という2つの要素を欠いたのは、かなりマイナスではあった。

どまつり大賞は、信州大学YOSAKOI祭りサークル 和っしょいが初受賞した。
和っしょいはもちろん知っているのだけど、今年が特によかったかどうかは印象に残っていない。
私が楽しみにしているのは、空~Qou~とか、極津とか、常磐とか、鯱あたりで、岡山の山盛りもお気に入りのチームだ。











どまつりシリーズは、しばらく続く。