
SONY α55 + SONY 35mm f1.8 / 10-24mm
夏の犬山へ。
春や秋はよく訪れている犬山も、夏となるとちょっと記憶にない。もしかしたら8月は初めてかもしれない。
学校は夏休み期間中とはいえ、お盆休みも終わった平日ということで、城下を歩いている人もまばらだった。こういう何もない普段着の犬山を見るのも久しぶりな気がした。
特にこれという目的があったわけでもないのだけど、夏の犬山で何が撮れるか、一度撮ってみたいと思ったのだった。
犬山城の天守は素通りして、城北の木曽川沿いに向かった。夕方着くように、遅い時間に家を出てきた。
夕景を撮りつつ日暮れを待って、夜鵜飼いを撮るというのがおおまかなプランだった。












鵜飼い船は3艘ほど出ていたようなのだけど、向こう岸近くを行ったり来たりしていて、遠くからでは様子がよく分からなかった。もっと煌々と明かりを焚いているイメージがあったのだけど、実際は想像以上に暗かった。暗がりの中で黒い鵜は見えず、鮎が獲れているのかどうか、まるで分からない。
昼の鵜飼いもあるのだけど、写真的にはあまり絵にならない気がするし、やはり、鵜飼い船に乗らないと鵜飼いの様子は撮れないのだろうか。
やや物足りなさを感じつつも、日がどっぷり暮れた夏の犬山をあとにした。秋にはまた訪れることになる。