
SONY α55 + MINOLTA 50mm f2.8 MACRO / TAMRON 90mm f2.8 .+ 5600HS(D)
この日の森林公園行きの目的は、サギソウ飛ばしだった。
去年の夏から本格的に始めて、一応ひとつの完成形を見いだしたのだけど、今年はもう一歩進めることを去年から考えていた。
行動範囲内では、東山植物園と海上の森にもサギソウはあるのだけど、花の数やロケーションを考えると、森林公園が一番撮りやすい。サギソウがどういう状況で咲いているかも重要な要素となる。
なるべく周囲がすっきりしている方が上手くいくとはいえ、鉢植えのサギソウでやりたいとは思わない。あくまでも自然の中で咲く野生のサギソウを撮りたい。

去年のテーマは、サギソウ飛翔だった。今年は、サギソウ乱舞を思い描いていた。
そのためにはマルチ発光が必要だと分かっていたのだけど、これが考えていた以上に難しい。まったくイメージ通りにいかない。そもそもイメージ自体が曖昧で、頭の中で絵が見えてない。
試行錯誤の中で完成を目指すしかなく、道のりは遠そうだ。この夏の間に答えが見つかるだろうか。

たくさんサギソウを盛り込めばそれらしく見えるんじゃないかと考えていたら、そうではなかった。
なんだか、影分身の術みたいになってしまった。
やっているうちに、こんな撮り方して意味があるんだろうかと自問自答してしまった。
もう一度、基本に立ち返って、飛翔の美しい軌跡を描くことに専念すべきかもしれない。









この夏の三つの課題のうち、飛ぶトンボ撮りはとりあえずできた。あとはサギソウ飛ばしと、飛ぶセミ撮りだ。セミだけはどうやっても成功しそうな気がしない。
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